2011年10月17日

失業保険が大きく増えるタイミングを見逃さないようにしよう

退職前に検討しておきたいのが、、
もう少し長く勤めておけば、失業保険が増えないか?

という点です。

失業保険が何日もらえるかは、
退職時点での「雇用保険への加入期間」
で決定されます。

そして、この雇用保険の加入期間、失業保険をもらった時点で0に戻ります。

つまり、失業保険が増える寸前で会社を辞めて失業保険を受給した場合でも、
次に雇用保険に加入したときはまた0からのカウントとなってしまいます。

具体例を見てみましょう。

会社都合退職の場合、雇用保険の加入期間5年で、失業保険の受給日数が増えます。
20代は90日→120日、30代だと90日→180日といった具合ですね。

これが4年11ヶ月の加入期間だと、90日しか失業保険をもらうことができません。

しかも、次に雇用保険に加入するときはまた0ヶ月からのカウントになります。

退職を考えているときは「明日にでも辞めたい」
という気分になっていると思います。

しかし、衝動的に動いて大損してしまう人が後を絶ちません。

退職の際には、損しないタイミングかどうか?
をいったん立ち止まって考えてみてください。



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